光森英毅「彩 Colours」

Hideki_Mitsumori_Colours

あるリサイクルショップのCDコーナーにて… "砂遊びに興じる子供たちと、永遠に旅しつづける大人たちに贈る" と記された帯と、"NADA" という見慣れないレーベル名、そしてコジマ録音であったことから購入した。アーティストは光森英毅、タイトルは「彩 Colours」。

調べてみると、光森英毅という人は、日本のエスノ・フュージョン / ニューエイジ・グループ Apsaras や、京都のバンド だててんりゅう にも参加していたことのある鍵盤奏者だそうで、残念ながら2018年7月4日に他界されたということが分かった。全7曲で構成されるこのアルバムは、アジアのフォークロアなリズムが耳に楽しく、アナログ・シンセのメロディーと交わって、聴き手の内なる情景を喚起する。ジョン・ハッセルのように先鋭的なサウンドスケープではないが、多くの日本人が共有しているはずのごく普遍な郷愁の念や宗教的に育まれてきた精神の解放に呼びかけるような懐かしさがある。

ちなみに、CDに同封されていたアンケート葉書によると、このCDには本来付属するべきものがもうひとつあったが、時間の都合で作業工程から外れてしまったらしい。当時アンケート葉書を返すとその付属品が貰えたそうだが…誰か知っている人いませんか。

1990年自主制作、自主流通。ヤフオクにも出品されているので、今のところ比較的安易に入手できます。

Disc review

2 comments

数藤久美子

数藤久美子

他界されたと知って驚きました。もう一度あいたかった。伝えたいことがありました。

通りすがりん

通りすがりん

光森の知り合いですが、いろいろ製作話はきいていましたが、付属品の話は聞いたことないですね(笑 このCDのジャケット撮影はアーティストの吉田さんがものすごい量の写真を撮ったみたいです。

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