独ケルンの電子音楽家／イラストレーター Jo Zimmerman が96年に A-Musik からリリースしたメランコリックなポップ・エレクトロニカの名作アルバムが30年弱越しにリイシュー。愛嬌のあるカシオ・サウンドを特徴とする初期の魅力が溢れた良作です。

1992年から A-Musik、Pingipung、Sonig といったレーベルからシュールレアリスティックなローファイ・エレクトロニカを制作している独ケルン・シーンの重鎮 Jo Zimmerman の別名義 Schlammpeitziger。96年に A-Musik からリリースされ、彼の愛らしい音楽が多くの聴衆に知られることとなった名作2nd.アルバムが、Kompakt 創設者の一人 Michael Mayer が運営する Imara レーベルより再発！彼の初期はカシオのキーボードを用いたサウンドが特徴ですが、本作でも最もシンプルなセットアップで喜びと哀愁の魔法がかけられたメロディ溢れるクラウト・エレクトロニカを展開。『Sowiesoso』期の Cluster や Gas (Wolfgang Voigt) など好きな方はぜひ！